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2009/05/17 (Sun) at 21:55:45
今日の本は、恩田陸の小説「夜のピクニック」
高校最後の夜を徹して80キロを歩くというイベント「歩行祭」を舞台に、
一人の少女がある男の子に対して「秘密の賭け」をする、という青春ドラマ。
てっきり恋愛小説かと思いきや、結末は思いもよらない方向に。
読後感がとっても爽やかな小説です。映像化もされてるから有名かも。
で、あたしがこの本の何に共感したかっていうと、実際あたしも高校時代、
似たようなイベントがあったのですよね。岬の先端から学校まで夜を徹して歩くっていう。
だから、この本に出てくる歩行祭の描写、ものすごく共感できて!
例えば、前半明るいうちに歩いただけで足が物凄く痛くなって、
一晩歩きとおせるのか、っていう焦燥感や、深夜みんなで歩くっていうワクワク感。
休憩場所で友達と深夜のお喋り(恋話、夏休みの遊びに行く計画etc...)、
夜が明けて疲労がピークになって、みんな無言になる時間。
あたしの場合、ゴールした直後そのまま寝ちゃって、
最後の感動は味わえませんでしたが・・・!
ラスト、無駄にハイテンションになって全力疾走とかするんじゃなかった(笑)
高校時代を思い出すようなエピソードが満載の本。
懐かしい気分に浸りたいとき、是非読んでほしい一冊です。
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