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 2009/03/16 (Mon)  at 22:37:33
20090316220015.jpg
今日の読了本、あさのあつこ著弥勒の月。

時代小説です。時代小説って滅多に読まないんだけど、
著者がバッテリーで有名なあさのあつこさんということで、
ちょっと興味を持って購入しました。

うん、完全な食わず嫌いですね、すごく面白かった!

物語は小間物問屋の若おかみ、
おりんの水死体が見つかるところから始まります。
同心の小暮信次郎と岡っ引の伊佐治は、
遺体の状況からただの飛び込みと断定。

ところがおりんの主人、清之介は断じて自殺ではない、
調査をしてほしいと信次郎に依頼。
妻の死にも関わらず冷静沈着な態度に引っかかるものを
感じた信次郎は、依頼をうけ事件の調査をするのでした。

っていうのが物語の粗筋。
で、この本の見所はなんといっても、登場人物がカッコイイ所!

同心の信次郎はキレモノ。だけど気分屋でどこか仕事に退屈をしてると
感じさせるような人物。今回清之介の依頼をうけたのも、
清之介がタダモノではないと感じ、清之介は自分の獲物であると思っています。
ようするに楽しそうだからうけたんですね、ちょっとアブナイ人です。

そんな信次郎をフォローするのは岡っ引の伊佐治。
信次郎の先代から勤めるベテランで、誠実を絵に描いたような人。
そんな伊佐治も、岡っ引を続けるか迷っていたり、過去に暗い影があったり。

基本、この二人が捜査を進めていきます。いわゆるバディモノですね。
信次郎の暴走気味な捜査を伊佐治がフォローする、みたいな、
なんだかんだいいコンビです。伊佐治はちょっと信次郎のやり方に
疑問をもってるみたいだけど・・・?

で、そんな二人に相対するのは商人の清之介。
でもこの商人も信次郎が放つ殺気を正面から受け止めるなど、
ただものではありません。彼の正体が、この物語に大きくかかわってきます。

こんな魅力的な人物が生き生きと描かれていて、最後まで一気に
読んでしまいました。時代物にちょっとハマっちゃいそうだな~。

次は宮部みゆきの時代小説、読んでみようかな?
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 無題
時代小説は一時期はまっちゃってましたね~。宮部みゆきとか、藤沢周平とか。
あさのあつこさんは読んだことないですけれど、時代物特有の、登場人物が個性的(開放的?)というか、活き活きしているというか、現代物にはないような暖かいところとか。人情物っていうのかな。いいですよね、上手く言えないですけど。

そんな流れで、もし宮部さん読むのなら「ぼんくら」「日暮らし」をお勧めしておきます。
キャラクターが濃いです。…超絶美少年も出てきます。
as 2009/03/17(Tue)22:27:12 :編集
 超絶美少年・・・!?
超絶、って色々超えちゃってるんでしょうね・・・!
うん、すごく気になるので読んでみます!
宮部みゆきそーいう人物書くのうまいですよね~、ミツル君とか。

活き活きしてる、なんかわかる気しますね。
読んでてパワーを感じたです、なんなんだろ~。
うん、あたしもうまく言えないけど、時代物気に入っちゃいました!
クローイ 2009/03/17(Tue)22:38:41 :編集
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