細く長く続けていきたいです。あくまで細く!
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2008/10/07 (Tue) at 11:07:56
安楽椅子探偵、難しいですね~。サーストさんと推理合戦した結果、多少見通しがよくなった気がするので、推理メモを残してみます。
うん、まあ、重要な証拠は全部サーストさんが見つけたんだけどね!
うん、まあ、重要な証拠は全部サーストさんが見つけたんだけどね!
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最初の疑問。海馬地区は本当に土砂崩れで孤立しているのか。
トリックの一つに、劇中の時間2007年は騙されている、というのは確定だと思います。根拠は18日深夜、新聞を読むシーン。記事の一つに、16日午後11時7分震度4の地震があった、と書かれています。ところがその時間、主人公は部屋で絵を描いていて、部屋の乱れもまるでなく、地震が起きたとは考えられません。つまり、この2007年と書かれた新聞は今年のものではないという結論。テレビで北京オリンピック特集をしていることを考えれば、2008年と見て間違いないでしょう。
年を疑うと月日も怪しくなりますが、これは被害者の携帯にテロップと同じ日付が表示されていることから、月日は正しいと思います。被害者かつ部外者の彼が、口裏をあわせているとは考えにくいですから。
そうなると、はじめて陶芸家の家を訪れたときに見た2008年4月に開通予定のトンネルは、既に開通されているのでは、と推理することができます。
ですが、あたしはこのトンネル、まだ開通していないと思います。その根拠は、殺人という異常な事態がおこっているにもかかわらず、誰もトンネルを通って警察を、と言わないこと。そして23日、8:45pmのシーン、海馬トンネル資材の多額な請求書がうつっていること。トンネルの維持費にこれほどのお金がかかるとは思えません。つまり、工事が遅れてまだ開通していないのでは、というのが順当な推理ではないかな、と。
で、結論。この海馬地区はちゃんと孤立してます。この時点で地区の外にいるマサヒコ(地主の息子)は犯行不可能、シロだと思います。
---------------
では、地区の誰かが殺害をしたとして、アリバイを作るトリックは何だろう、ということになります。一応全員アリバイありますからね。ここでトリックを確定させる、決定的な証拠をサーストさんが見つけたのです。もー、実際見たときは鳥肌たちましたw
その証拠とは24日朝、カメラマンを探しに行った際足跡を見つけたシーン。主人公が花を見つけるのですが、花が中心にうつったそのシーン。少し視線を画面左上に向けると、靴跡と車輪の跡があります。靴跡は主人公、車輪の跡は車椅子。車椅子は地主が午前中、足跡は主人公が夕方、岬を訪れているので、ここまでは不自然ではないのですが、、、
なんと、靴跡の”上に”車輪の跡があるのです! つまりこれは、主人公が通った”後に”車椅子が通ったということ。夕方以降に車椅子が使われた決定的な証拠なのです!
つまりトリックとしては「別の場所で殺されて、被害者の靴を履いた犯人に、車椅子で岬まで運ばれた」と推理できます。このトリックなら、「座らされた状態で死後硬直がおこっている」の条件もクリアできます。
この推理を採用すると、犯人は大きく絞られてきます。なぜなら、車輪の跡があっても不自然ではない、と知っていないといけないからです。つまり、実際に車椅子で岬へ向かった地主と家政婦、夕方岬へ向かったとき車輪の跡に気づいた可能性がある主人公、医者の娘の4人ですね。
---------------
次に、被害者カメラマンの足取りを考えて見ます。
まず、所持品携帯電話から、110番通報を17時35分に試みたことがわかります。17時35分は、主人公たちとすれ違った時間。そして、主人公は指名手配されていると、劇中で明らかにされています。とすると、指名手配犯を見つけたから警察へ通報しようとした、というのが妥当な推理だと思います。
しかし当然、携帯電話は繋がりません。そして地区も孤立しているため、出ることができない。でも通報したい、としたらどうするか。きっと被害者カメラマンは、固定電話を探したんじゃないかと思います。固定電話は繋がっている描写ありましたし。
固定電話があるのは、人が住んでいる家3世帯。このうち宿でもある陶芸家の家は、陶芸家姪がカメラマン家にいないってパニクってることから、立ち寄ってないと考えられます。医師の家へ行った可能性は、医師が犯人でアリバイ証言嘘をついてた場合可能性がありますが、車椅子を利用できないので低いだろうと思います。
となると結論、5:35 pmに主人公たちとすれ違ったあと、15分ほどかけて、「5:50 pmに地主家へ電話を借りに来た」という推理ができます。
---------------
となると、屋敷にいた面々のアリバイは大きく崩れます。往復30分かけて岬まで行かなくても、わざわざ被害者の方から来てくれたわけで。つまり、「5:50 pmから7:00 pmの間に、人を殺して隠す時間のある人」を探せばよいわけです。
ここで少し場面戻って、カメラマン捜索に出発するシーン。屋敷の主人と婦人が応対にあたって、「屋敷にカメラマンは訪ねてきていない」と証言しています。もし嘘をついていたら婦人が訂正するはずなので、この証言は信じていいと思います。つまり、中までは取り次がれていないということ。つまり屋敷を訪ねた直後、6:00 pm前後に殺された可能性が高いです。
主人公が犯人でないとすると、3人の容疑者のうち、まず地主。歩くことができないので犯行は難しいでしょう。ほんとは歩けるんじゃ? って可能性も考えたけど、物語冒頭、主人公が到着する前に車椅子に乗っていたシーンがあります。主人公がいないのに誤魔化す理由は考えにくいので、実際に歩けないと見てよいでしょう。よって、地主は除外します。
次に医者の娘。6時ちょっと前に婦人と会ってお茶をしています。この時点で犯行は不可能。よって医者の娘も除外します。
最後に家政婦。しっかりとしたアリバイがあるのは、6:25 pmに婦人と話した10分間のみ。他の時間は一人で食事の支度をしていた、とちょっとアリバイとしては弱いです。となると、6:00 pmに殺害をし、死体を隠す時間が十分にあったと考えられます。
---------------
では、実際に何が起こったのかの推理。
5:50 pmに被害者カメラマン地主の家へ到着、応対に出たのは家政婦。ここで、動機は不明なものの殺害を決意。電話を貸す、と被害者を人気のない所へ案内し、油断したところをレンガの一撃で殺害。レンガは庭にいくつか落ちていたことを映像から確認できます。
6:20 pm運転手がテレビを見るため車椅子のある庭から移動。同僚である家政婦は、その時間テレビを見ることを知っていたんだと思います。その隙に車椅子へ殺害した被害者を運び、死体を隠す工作を。
死体の隠し場所、どこだろうと考えたんだけど、車の中じゃないかな、なんて考えてます。この家の主人は車椅子生活なわけで、車も当然車椅子が乗せられる仕様でしょう。つまり、車椅子に被害者をのせたまま、そのまま車へ運べたんじゃないかな、と。運転手が同僚なので、車の掃除をする時間も熟知していたでしょうし。
6:25 pm調理場で婦人と立ち話。
7:27 pm食事開始。この間に死体を片道15分かけて岬まで運んだと思います。死体をおろす作業ですが、足の動かない地主を岬に座らせることができたことから、問題なく可能だったでしょう。
8:03 pm主人公たちがストーブを取りに物置へ。この際車椅子が所定の位置にあることを確認。食事時間約36分。往復30分なので多少厳しいですが、まあ可能な時間だと思います。必死だろうし!?
---------------
以上、サーストさんと推理合戦してまとめてみた推理なのでした! 死体の隠し場所とか、往復時間とか、電話ほんとに借りにきたの? とか、穴は結構あるんですけどね(--;)
で、でも、割と説得力あります、、、よね??
最初の疑問。海馬地区は本当に土砂崩れで孤立しているのか。
トリックの一つに、劇中の時間2007年は騙されている、というのは確定だと思います。根拠は18日深夜、新聞を読むシーン。記事の一つに、16日午後11時7分震度4の地震があった、と書かれています。ところがその時間、主人公は部屋で絵を描いていて、部屋の乱れもまるでなく、地震が起きたとは考えられません。つまり、この2007年と書かれた新聞は今年のものではないという結論。テレビで北京オリンピック特集をしていることを考えれば、2008年と見て間違いないでしょう。
年を疑うと月日も怪しくなりますが、これは被害者の携帯にテロップと同じ日付が表示されていることから、月日は正しいと思います。被害者かつ部外者の彼が、口裏をあわせているとは考えにくいですから。
そうなると、はじめて陶芸家の家を訪れたときに見た2008年4月に開通予定のトンネルは、既に開通されているのでは、と推理することができます。
ですが、あたしはこのトンネル、まだ開通していないと思います。その根拠は、殺人という異常な事態がおこっているにもかかわらず、誰もトンネルを通って警察を、と言わないこと。そして23日、8:45pmのシーン、海馬トンネル資材の多額な請求書がうつっていること。トンネルの維持費にこれほどのお金がかかるとは思えません。つまり、工事が遅れてまだ開通していないのでは、というのが順当な推理ではないかな、と。
で、結論。この海馬地区はちゃんと孤立してます。この時点で地区の外にいるマサヒコ(地主の息子)は犯行不可能、シロだと思います。
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では、地区の誰かが殺害をしたとして、アリバイを作るトリックは何だろう、ということになります。一応全員アリバイありますからね。ここでトリックを確定させる、決定的な証拠をサーストさんが見つけたのです。もー、実際見たときは鳥肌たちましたw
その証拠とは24日朝、カメラマンを探しに行った際足跡を見つけたシーン。主人公が花を見つけるのですが、花が中心にうつったそのシーン。少し視線を画面左上に向けると、靴跡と車輪の跡があります。靴跡は主人公、車輪の跡は車椅子。車椅子は地主が午前中、足跡は主人公が夕方、岬を訪れているので、ここまでは不自然ではないのですが、、、
なんと、靴跡の”上に”車輪の跡があるのです! つまりこれは、主人公が通った”後に”車椅子が通ったということ。夕方以降に車椅子が使われた決定的な証拠なのです!
つまりトリックとしては「別の場所で殺されて、被害者の靴を履いた犯人に、車椅子で岬まで運ばれた」と推理できます。このトリックなら、「座らされた状態で死後硬直がおこっている」の条件もクリアできます。
この推理を採用すると、犯人は大きく絞られてきます。なぜなら、車輪の跡があっても不自然ではない、と知っていないといけないからです。つまり、実際に車椅子で岬へ向かった地主と家政婦、夕方岬へ向かったとき車輪の跡に気づいた可能性がある主人公、医者の娘の4人ですね。
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次に、被害者カメラマンの足取りを考えて見ます。
まず、所持品携帯電話から、110番通報を17時35分に試みたことがわかります。17時35分は、主人公たちとすれ違った時間。そして、主人公は指名手配されていると、劇中で明らかにされています。とすると、指名手配犯を見つけたから警察へ通報しようとした、というのが妥当な推理だと思います。
しかし当然、携帯電話は繋がりません。そして地区も孤立しているため、出ることができない。でも通報したい、としたらどうするか。きっと被害者カメラマンは、固定電話を探したんじゃないかと思います。固定電話は繋がっている描写ありましたし。
固定電話があるのは、人が住んでいる家3世帯。このうち宿でもある陶芸家の家は、陶芸家姪がカメラマン家にいないってパニクってることから、立ち寄ってないと考えられます。医師の家へ行った可能性は、医師が犯人でアリバイ証言嘘をついてた場合可能性がありますが、車椅子を利用できないので低いだろうと思います。
となると結論、5:35 pmに主人公たちとすれ違ったあと、15分ほどかけて、「5:50 pmに地主家へ電話を借りに来た」という推理ができます。
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となると、屋敷にいた面々のアリバイは大きく崩れます。往復30分かけて岬まで行かなくても、わざわざ被害者の方から来てくれたわけで。つまり、「5:50 pmから7:00 pmの間に、人を殺して隠す時間のある人」を探せばよいわけです。
ここで少し場面戻って、カメラマン捜索に出発するシーン。屋敷の主人と婦人が応対にあたって、「屋敷にカメラマンは訪ねてきていない」と証言しています。もし嘘をついていたら婦人が訂正するはずなので、この証言は信じていいと思います。つまり、中までは取り次がれていないということ。つまり屋敷を訪ねた直後、6:00 pm前後に殺された可能性が高いです。
主人公が犯人でないとすると、3人の容疑者のうち、まず地主。歩くことができないので犯行は難しいでしょう。ほんとは歩けるんじゃ? って可能性も考えたけど、物語冒頭、主人公が到着する前に車椅子に乗っていたシーンがあります。主人公がいないのに誤魔化す理由は考えにくいので、実際に歩けないと見てよいでしょう。よって、地主は除外します。
次に医者の娘。6時ちょっと前に婦人と会ってお茶をしています。この時点で犯行は不可能。よって医者の娘も除外します。
最後に家政婦。しっかりとしたアリバイがあるのは、6:25 pmに婦人と話した10分間のみ。他の時間は一人で食事の支度をしていた、とちょっとアリバイとしては弱いです。となると、6:00 pmに殺害をし、死体を隠す時間が十分にあったと考えられます。
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では、実際に何が起こったのかの推理。
5:50 pmに被害者カメラマン地主の家へ到着、応対に出たのは家政婦。ここで、動機は不明なものの殺害を決意。電話を貸す、と被害者を人気のない所へ案内し、油断したところをレンガの一撃で殺害。レンガは庭にいくつか落ちていたことを映像から確認できます。
6:20 pm運転手がテレビを見るため車椅子のある庭から移動。同僚である家政婦は、その時間テレビを見ることを知っていたんだと思います。その隙に車椅子へ殺害した被害者を運び、死体を隠す工作を。
死体の隠し場所、どこだろうと考えたんだけど、車の中じゃないかな、なんて考えてます。この家の主人は車椅子生活なわけで、車も当然車椅子が乗せられる仕様でしょう。つまり、車椅子に被害者をのせたまま、そのまま車へ運べたんじゃないかな、と。運転手が同僚なので、車の掃除をする時間も熟知していたでしょうし。
6:25 pm調理場で婦人と立ち話。
7:27 pm食事開始。この間に死体を片道15分かけて岬まで運んだと思います。死体をおろす作業ですが、足の動かない地主を岬に座らせることができたことから、問題なく可能だったでしょう。
8:03 pm主人公たちがストーブを取りに物置へ。この際車椅子が所定の位置にあることを確認。食事時間約36分。往復30分なので多少厳しいですが、まあ可能な時間だと思います。必死だろうし!?
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以上、サーストさんと推理合戦してまとめてみた推理なのでした! 死体の隠し場所とか、往復時間とか、電話ほんとに借りにきたの? とか、穴は結構あるんですけどね(--;)
で、でも、割と説得力あります、、、よね??
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この記事にコメントする
安楽亭
おー、頑張ってる!つか本格的w
みんなもっとこう、適当に予想してるんじゃないかと思ってたのにw
でも私も大体の点で同意ですよ!
しかしながら、私の予想とは「犯人」と「死体の隠し場所」が違う模様。
こっちもちょっと自分のとこのブログで予想を書いてみようかな。
果たしてどちらが正しいのか、はたまたどちらも正しくないのか!
ああ、解決編楽しみですw
みんなもっとこう、適当に予想してるんじゃないかと思ってたのにw
でも私も大体の点で同意ですよ!
しかしながら、私の予想とは「犯人」と「死体の隠し場所」が違う模様。
こっちもちょっと自分のとこのブログで予想を書いてみようかな。
果たしてどちらが正しいのか、はたまたどちらも正しくないのか!
ああ、解決編楽しみですw
50万かかってますもんーw
本格的ですよ! マネーパワーは偉大ですよ!
リーンさんの推理読みました~。
うー、弱い所全部突かれてる感じです、うまく誤魔化したのに~w
ていうかヒント見逃しすぎですね(--;
シーツとか車輪の泥とか、ビックリしました。
でも映像からヒント探す、って新鮮で面白いな~。
さて、弱いながらも家政婦犯人説を押すあたしとしては、ちょっと悪あがき。
足跡を発見したシーン、見逃してるだけかもしれませんが、不自然なんですよね。
1.家政婦の足跡が無い(医者の娘足跡はわざわざ言及してるのに)
2.2往復したのなら、車輪の跡は不自然にもっとあるはず
この2点から、午前中旦那様と家政婦が岬へ向かったルートは別の道である、
と考えるわけです。
そうすると、足跡見つけたシーン、これは朝行った跡、
っていう家政婦の証言はおかしくなるかな、って。
足の悪い地主は捜索に加わらない、って計算もできますしね。
うん、アリバイがカツカツ、と突かれた所はまったく解決していませんけどw
リーンさんの推理読みました~。
うー、弱い所全部突かれてる感じです、うまく誤魔化したのに~w
ていうかヒント見逃しすぎですね(--;
シーツとか車輪の泥とか、ビックリしました。
でも映像からヒント探す、って新鮮で面白いな~。
さて、弱いながらも家政婦犯人説を押すあたしとしては、ちょっと悪あがき。
足跡を発見したシーン、見逃してるだけかもしれませんが、不自然なんですよね。
1.家政婦の足跡が無い(医者の娘足跡はわざわざ言及してるのに)
2.2往復したのなら、車輪の跡は不自然にもっとあるはず
この2点から、午前中旦那様と家政婦が岬へ向かったルートは別の道である、
と考えるわけです。
そうすると、足跡見つけたシーン、これは朝行った跡、
っていう家政婦の証言はおかしくなるかな、って。
足の悪い地主は捜索に加わらない、って計算もできますしね。
うん、アリバイがカツカツ、と突かれた所はまったく解決していませんけどw