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 2024/05/07 (Tue)  at 20:33:35
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 2008/09/16 (Tue)  at 13:30:05
今日は気軽にちょっとずつ読み進められる短編シリーズの本を紹介します。

20080916123554.jpg
エドワード・D・ホックの「怪盗ニックシリーズ」です。表紙オシャレでしょ? なんか最近気づいたんですが、あたし本を買うときジャケ買いならぬカバー買いが多いみたいです(笑)

ニックの職業は泥棒。暴力が嫌いで、狙った獲物を知恵やアイディア、行動力でスマートに盗み出す”怪盗”です。そして一番の特徴は、宝石や現金など”価値のあるものは盗まない”こと。

ニックは物語の冒頭で”価値の無いもの”を盗んでほしいと依頼されます(ちなみに彼の報酬は2万ドル、危険をともなう場合3万ドル)。そしてそれを鮮やかに盗み出し、依頼人の元へ届けたとき、”依頼人にとってその物はどのような価値があるか”を、時には本人の口から、時にはニック自身が推理して、明らかにされます。

盗んで欲しいと依頼されるものは、毎回バリエーションに富んでいて面白いです。例えば、看板を一文字だけ盗んできて、とか、とある豪邸にあるプールの水を全部盗んできて、とか。こういった難問揃いの依頼をニックがどう盗むのか、そのアイディアに毎回驚かされるし、依頼人は何故それを盗んでほしいのだろう、と推理しながら楽しむこともできます。一粒で二度おいしい、みたいな感じ?

一つのストーリーが大体50~60ページくらいに収まっていることと、水戸黄門やコロンボみたいな”ストーリーの定型”があるので、ちょっとした空いた時間に読めちゃうタイプの本です。寝る前に1話、なんて感じで読んでもいいし、移動時間や時間のかかる料理の合間に読み進めるのもいいかも。

秋の夜長に怪盗ニック、いかがですか?
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